首にできたアテローム(粉瘤)を除去しよう(通院7日目) – 手術編

というわけで、久しぶりにゲームやりましたー以外のネタだなぁと思うのですが、18年振り3回目と、高校野球だったら古豪みたいな感じの記録で手術に向かうって話です。

先月末に決まりました手術日がついに来ましたということで、当面湯船に浸かれないだろうってことでゆっくり風呂に入りました後、今日は朝早くから行動開始なのでさっさと寝ましたら、緊張感も相まってか午前6時には起床。 ぼーっと過ごしながら出発時間を待ちます次第ですが、大体のタイムスケジュールはAM術前検査、昼一で手術という感じ。

というわけで、午前中に術前検査を受けるわけで。

コロナウイルス抗体検査

朝9時から同検査を受けるってことでちょいと早めに出撃しまして検査を受けるわけで。

で、検査はインフルエンザの検査と一緒で鼻から長い綿棒を突っ込んでグリグリするんですが以前初めてインフルエンザの検査受けたときには大したことなかったから大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、今回は痛いのなんのって。

もう結構な量の涙も出る感じでして、検査していただきました看護師さんからは「ごめんね、ごめんね」と繰り返し言われてしまう始末。

朝からスキンヘッドのおっさんが涙を流しているのを他検査を待っている人に見せつけつつあれを我慢しろってのは無理でしょうに・・・とか思いながらも、無事に検査は終わりましてここで一旦帰宅。

万が一検査結果で陽性の場合には電話が入るとのことでしたが特に電話も来ていないので大丈夫なのでしょうということで。

事前説明

帰宅後は洗濯したり何なりしていたら午前中終了。 んで、待っている間に「そういえば手術の時間ってどんぐらいかかるんだ?」「費用ってどんぐらいかかるんだろう・・・」「局部麻酔って意識あるの?!」と、そういやいろいろわからないことあるなぁとぼんやり思いつつ、手術開始時間の13時に合わせまして後輩くんに病院まで送ってもらうことに。

んで、手術自体は13時30分からということで、それまで簡単に説明を受けるわけなのですが、主に現在の体調の話。 先の質問今更聞いてもなぁってところで、「僕は元気です」と元気いっぱいに回答しまして、事前面談は5分で終了。そっから20分ぐらいぼーっと待ちまして、手術室に案内されるわけで。

いざ、手術室へ

2Fで面談だの何だの対応しまして、手術室に向かうわけなのですが、手術室は3Fなんですけどエレベータで案内してもらいまして、乗っていた人に悪いなぁと思いつつもテケテケと徒歩でまずは手術室前の待合室的なところに。

そこで今回手術室に一緒に入っていただく看護師さんにご挨拶いただきました後、本人確認して上着だけ着替えましょうってことで、上着を脱いでお借りました上着に着替え。 頭に髪の毛まとめるための繊維質なキャップを付けてもらったのですが、気合い入れて朝スキンヘッドにしてきたから、要らなくね?とか思いつつ自分の手術室へ。

結構大きい病院のため手術室が複数あるみたいなんですが向かっている途中に看護師さんに局部麻酔について「歯医者で麻酔してもらったことあります?」といつもの質問にこれまたいつもの返しで「やってもらったことないっすよねぇ」と返事したところ、「局部麻酔は歯医者のやつと一緒なんですよって説明するとわかりやすいんですよねぇ」という情報を頂いたのですが、結局僕は局部麻酔初めてなので、どういうもんか?ってのがわからずのママ手術室の前へ。

手術室に入りましたらいつも見ていただいている先生が待ち構えておりましていざ手術台に。

んで、まずは手術台に寝っ転がるわけなのですが、ぱっと見結構細い感じでして、僕の豊満ボディが収まるかなとドキドキしながら仰向けで寝っ転がったのですが特に問題なく。 患部が上になるようにってことで右肩の下にクッション入れてもらいましたら、消毒やらなんやらでワタワタと。

目線の先には医療ドラマとかで見たことがある手術時間と麻酔時間が表示されるやーつがありまして、終わったときに手術時間がわかるなぁとか思っていたらほぼほぼ準備完了。

顔にはこれまたドラマとかでよく見る患部のところだけ穴が空いているシートみたいなのを顔に乗っけられましてこの時点で視界はほぼゼロに。

併せて心電図取るために胸辺りになんかパットみたいなのが取り付けられまして、心拍数を示す機械音が鳴り響く中手術がスタートするわけで。

レッツ手術

でで、早速麻酔入れますねーってことで、4箇所ぐらいチクっとしたのですが、針を指すときにカウントダウンしてくれたので、待ち構えることが出来ましたので良かったのですが、針刺される時ってどうしても息止めちゃうんですけど、そうすると心拍数が上がってしまってちょっと恥ずかしいなぁと思いつつ。

麻酔については痛かったらすぐ足すんで我慢せずに言ってねってことだったので、「どのぐらい我慢しない感じにすればいいのかな?」とか疑問に思いつつ、痛かったらとりあえず声を出そうと心に誓うわけで。

んで、前述のとおり局所麻酔初めてだったのでどんなもんかなと思っていたのですが、本当になんも感じなくなるんだなぁと不思議な気分になりつつ、はじめは粉瘤周辺にあるイボみたいなものビシッとカットしてもらう次第。 この時すでに痛覚はない感じでして、ぱぱっと取っていただきました後は粉瘤の処置。

で、体の上にちょっとものを置きますねーと言われて右の鎖骨あたりに何か置かれたのですが、これが最後までちょっとこそばゆい感じになってしまい、「えっと、それこそばゆいです・・・」と言うかどうかずっと悩みつつ本丸にメスが入る次第。

このあたりから、多分有線かなんかの音楽がかかり始めまして、最近の聞いたことがあるんだけど誰が歌っているのかわからんって曲が流れ始めたのですが、助手の方が「本人が歌っていない曲が流れている、納得行かない」と終始おっしゃっていたのですが、唯一わかった米津玄師さんの「馬と鹿」は多分本人じゃないかなぁとぼんやり思いつつ、「珍しい形している」とか執刀医の先生が助手の方に説明している的な感じで終始ほのぼのとした感じで。

患部が耳の下のあたりにあるので、鑷子かなにかで引っ張り上げながらハサミでジョキジョキ切除している音を小一時間ぐらい聞き続けるのですが、結構粉瘤が深い位置にありましたようで、たまにチクチク痛くなる感じ。

多少は我慢できるかなぁと思っていたのですが、そろそろ駄目!ってところで麻酔を足してもらうと不思議と痛くなくなるってんだからやっぱ麻酔ってすごいなぁと。

と、2回ぐらい麻酔足してもらったのですが最後の方ちょっと痛かったぐらいで特にトラブル等は無く無事に終わりましたとさ。

手術時間は40分ということで、音楽聞きながらこれ聞いたことあるなぁとか考えていたらいつの間にか終わりましたって感じで、わからないからドキドキしましたけど、とりあえず無事に終わってよかったよかったということで。

で、顔にまだシートが掛かっている状態で先生から「明日の予約何時にしますかー?」と聞かれまして、正直良く聞こえなかったのですが、「はい、大丈夫です」と回答してしまったところ、予約表を見たら8:45と「おおぅ、結構早いな、起きられるかしら」と心配な時間の予約をしてしまった次第。 生返事は良くないですな。うんうん。

まぁ術中はトラブルは無かったんですけど、手術台から降りるときに1時間弱同じ体勢でいたものだから、両足が攣ってしまうという情けないことにはなりましたが、まぁ良かったよかった。

手術後

元の待合室の方に戻りまして、ロッカーに入れていた上着を着直し、手術中に使った塗り薬をその場で受取。 使い方はこの後説明しますねーとのことで、昼一で説明を受けました面談室へ。

でで、先程貰いました塗り薬の他にお薬が出るとのことなので、心のなかで「おおっと、タクシーで自宅まですっと帰ろうと思ったのに調剤薬局よっていかないと行けないじゃん・・・」と思いつつも、抗生物質が処方されるみたいなので昼に送ってくれた後輩くんにわがままお願いして拾ってもらう手はずを。

でで、血圧と血中酸素濃度を測定して特に問題ないですねってところで、術後の説明を受けるのですが、まぁ明日朝一で見てもらうし今日は首のテープ&ガーゼは剥がさないでそのままにしてねーぐらいなものでささっと終わりましたとさ。

手術費用

2回めの手術の際には20万弱ぐらいかかりまして、初めてクレジットカードを使ってみようと病院に提示したら上限が10万円で使えなく、親に立て替えてもらったなぁとか思いながら自動精算機で表示された金額を見たら想像以上にお安い感じ。

高額医療費制度にかかるほどではないだろうとは予想しておりましたが、正直こんなもんかって感じで。 まぁ3割負担なので残り7割は社会保険費のお世話になるんですから、自分のお金じゃないだろうと思いつつも、どちらかというと支払っている金額のほうが多いサイドのハズだから、たまにゃいいでしょってことで。

ちなみに、術前に受けました新型コロナウイルス抗体検査は自己負担0円でした。 これって国かどっかが負担してくれているんだったべか。

あとは、支払いの際に生体検査の内容によっては追加請求があるかもよという説明を受けます次第。 窓口では1つって言っていたのだけど、確か手術室では「2つホルマリン漬けにしておいて」って会話を聞いたようなそうじゃないようなってところなのですが、まぁやってもらったほうがいい話だと思いますで、「お願いします」とその場は去るわけで。

生体検査の追加費用

調剤薬局に寄って帰宅

支払いが終わりました後は、徒歩で調剤薬局へ。 まぁ歩いて帰宅しても良かったんですけど、病院から自宅まで3km以上あるのと結構暑かったので、この後お風呂に入れないと考えたら、「あまり汗かきたくないなぁ・・・」ってことで、クーラーが効いた車で送ってもらいましたとさ。

帰宅後、切除した箇所がヒリヒリ痛む感じはしましたが、痛み止め飲むほどではなく、以前胆嚢切除したときぐらいの痛みを想像していたのですが、思いの外痛くないってことで特に問題もなく。 昔からそうなんですけど、ある程度の痛みがある外傷があると「あぁ、最高に生きているって感じがするなぁ」と思うんですが、僕だけかしらと思いつつ。

術後の説明では、万が一血が出るようだったらきれいなタオルで押さえて・・・とか言われましたが特に問題もなさそうってことで普通にご飯を食べて何だったらちょっと仕事やったぐらいな感じでしたとさ。

最後に

と、いつもどおりダラダラと書いてみたのですが、事前にわからんことは聞かないとなと思いつつも聞いたところで同しようもないし、次何が起こるんだべか?とドキドキしてみるのもたまにはいいのかなと思いました。

数日会社休むってことで事情説明等して回った際にはえらい心配されたのですが、なんか申し訳無さでいっぱいになりつつも、申し訳ないぐらいな感じでことが終わりまして良かったなと。

送り迎えしてもらった後輩から病院の先生まで、関わっていただきました方に感謝感謝と思いつつ無事に終わってよかったよかった。

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