というわけで、やって参りましたダム探検強化合宿ということで、今日は岐阜県中心にグルグルとダム巡りをしますよ。
昨日に続き、友人がすべての運転をこなし、マニュアル車なので助手席の使えないデブは昨日同様車を盛り上げて運転手が眠たくならないようにするという非常に重要なミッションを抱えつつスタートするわけです。
スタート
予定ではダムカード配布時間ギリギリに起床し、家を出る予定だったのですがまぁ起きられるはずもなく。
結局出発時間が7時半となりまして、朝飯食べる時間も勿体無いということで、すぐに車に乗車。
自宅を出発し途中のサービスエリアでちょっと遅目の豚汁きしめんという思ったよりヘビーな朝飯を食べていざ目的地へ。
途中、助手席の任務を忘れてすっかり寝てしまったのは秘密だ!
ぼちぼち目が覚めて外の風景をみてみると・・・
うーん、絶景ですな。
この道を進んではじめの目的地に向かうわけです。
で、高速道路を降りて福井県に入った所でなんだか道があちこちで片側相互通行に。
こんな信号機を置いてあるのですが、周りの福井ナンバーの車&バイクが信号を無視してガンガン先に行っちゃうのよね。
まぁある程度車が来たら対面から車が来ることはまず無いかと思いますが、それにしても危ないなぁと思いつつダムに向かうわけです。
九頭竜ダム
実は初上陸の福井県の鷲ダムを目指して車を走らせてもらい、私は横でぐーすか寝ていたら、目的地に到着!ってのは実は間違いで、この先の鷲ダムってのに行こうと思っていたのですが、あっ!ダムがある!と間違って入ってしまったわけで。
でも折角なので見学していくことに。
ダム湖&九頭竜ダムのお写真。
天気が良かったので湖面も穏やか。正面の山がダム湖に映って非常に綺麗であります。
こちらはダムから川下にカメラを向けた写真。
写真左下に発電設備が見えます。
こちらは下からの写真。
迫ってくる感じがなんとも素晴らしい。
最後に下流側からちょっと離れた所で。
開けたところが無くて残念なのですが、合間合間から見えるダムはもう雄大な感じですね。うんうん。
私はアーチ式のダムが基本的に好きなのですが、相方さんはロックフィルダムが大好物みたいで、キャッキャウフフと喜んでいました。
そんな私もロックな感じがいいなぁと思ってしまうわけですが。
ドライブのついでにダムカードを集めてみようってコンセプトだったはずなのですが、だんだんダムカードを貰いに行くことのほうがメインになりつつありますが、まぁ気にしない。
事前調査では鷲ダムしかダムカードを配っていないと思っていたのですが、帰宅後調べてみたところ九頭竜ダムでもバッチリ配布をしておりました。
ここは土日祝日でも配布してくれているみたいで嬉しい限りです。
では、気を取り直して次の目的地へ。
鷲ダム
九頭竜ダムから車でちょっと下ったところにあるダムで、すぐに到着しました。
広角レンズにすると歪んでしまうので、アーチな感じがちょっとがっかりな感じに様変わりしてしまうのですが、気にしない。
ダムは上を歩いて、双方の端っこから見える風景が素敵だと思っているのですが、残念ながら立入禁止。残念。
でもって、ダムカードをゲットすべく車を進めるわけなのですが、どうにも目的地が見つからず。
その後、下にあった道の駅にて車を停めて、インターネットの力を借りて調べてみたのですが、どうやら土日祝日のカード配布はしていないようでカードゲットは断念。
次回平日ダム巡り候補になるかなぁと。とほほ。
前日、サッポロクラシックビールで酔いどれ気分で調べていたら、もうグダグダですな。
自分が旅行に行く時には大体の到着時間および出発時間、見学時間などなどをきっちり決めて旅の栞を作ってから出撃をするのですが、人が運転ってなったらもう人任せなものだから反省反省です。
気を取り直して次のダムに向かいます。
ひるがの高原SA
更に北に向かう途中、もうお腹がすいたねぇということで、サービスエリアに立ち寄ることに。
高原って名前が付いているぐらいなので、結構な高所にありサービスエリアにある建物の裏は山が一望出来るようになっているのですが、目的はトイレと軽食ってもんだからカメラも持っていかず。
後から見なおしてみたら、ここでの写真は・・・
この牛串の写真1枚だけでした。とほほ。
御母衣ダム
続きまして来たのは御母衣ダム。何度見ても読み方を忘れてしまうのですが、みぼろって読みます。(←自分メモ用)
当初の予定より大分遅くなってしまってきたので、ちょっと巻き気味で見学するわけです。
で、最初に訪れたのはダムでは無く、ダムの近くに建っているMIBOROダムサイドパークという建物。
こんなかんじの建物です。
向かって右側がダムに関する展示、左側が水没予定地に立派な桜の木があったみたいで、それを移植しましたっていう話についての展示がありました。
後から調べてみたら荘川桜って言って、プロジェクトXでも放送されたらしいですな。
でもってこの駐車場の様子はこんな感じ。
うーん、The箱物って感じですな。
途中、片手で数えるぐらい見学者が来ていたのですが、みんな我々が帰る前に出て行ってしまっていました。
早速カードをゲットするわけなのですが・・・
なんかいつものダムカードと違うなぁと思ったら、水が写っていないのね。
非常に硬派でロックなダムです。
建物の裏手はダムが見えるようになっているのですが、山の間に岩を積み上げたって感じのダムです。
この建物から下からの写真はそこそこに、ちょっと来た道を戻りまして上からみてみるわけです。
必見は下流側の絵かなと。
やっぱり写真だとうまく伝わらないのですが、下の発電施設までずーっと岩が並んでいるのです。うーん、ロック。
ダムの中央部分あたりから下流方向。
発電施設があるので、電線が引かれているわけなのですが、まぁそれも素敵なわけで。
今度は逆の上流方向。
いつの間にか雲も少なくなってきて眩しいぜ!
側溝に溜まっていた水が随分綺麗で、ちょっと写真では見にくいのですが、おたまじゃくしが大量に泳いでいました。
こんだけデカイのだから、やっぱり下から見てみたい!ってことで、ちょっと歩いて撮影ポイントを探して撮った写真がこちら。
うーん、ド迫力。
というわけで、ロックフィルダムが多く相方がキャッキャウフフしていたことと、計画に見学時間が加味されていないというがっかりなことが発覚したために、この時点で結構いい時間に。
この後は、帰り方向とはちょっと言いにくいところですが、愛知寄りのダムに行く計画だったのですが、断念。
で、断念した結果、途中白川郷の文字が入った青看板を見て、世界遺産にいけるの?という気分になってしまい、ダムカードがもらえる時間にダムに到着するのは難しいと判断して、なぜか更に北の白川郷に行くことになりました。
鳩谷ダム
白川郷に行く途中に放水しているダムを発見したので、ちょっと立ち寄って見ることに。
その場で調べたところ、鳩谷ダムって言うらしく関電の管理のダムのようです。
立ち寄るって言っても、望遠レンズを取り出して遠方からの撮影ですがまぁやむなし。
そういえば、観光用の放水ばかりでクレストゲートからの放水ってあまり近くで見たことが無いなぁと思いつつ。
折角なので動画も撮ってみました。
うーん、近くで見てみたかった。
でもって、ここでトラブル発生。
朝80%もあるから大丈夫だよねと思っていたカメラの電池残量が20%程度に。
しかも、よりによって入れていた電池が純正ではない安い電池を入れてきてしまったという大失態。
むーん、遠出するときには純正の電池を入れるようにしていたのだけど、久しぶり過ぎたのと出発10分前まで寝ていたのがココに来て響いているのか・・・
ダムが見たいという相方を差し置いてまで来たというのに・・・
世界遺産 白川郷 合掌造り集落
鳩谷ダムから車で数分で白川郷に到着。
途中、合掌造りの家が見えてもうテンションが上がる一方電池の残量は落ちていくわけであります。
おみやげ屋とかいっぱい並んでいるところに駐車場があるはずだったのですが、見つけることが出来ずに集落の隅っこにある臨時駐車場に駐車。
あとから見てみたら、どうやらもともと駐車場があった箇所は環境保全のために別のところに移動してしまったみたいです。
で駐車場に止まって、階段を上がったところに早速合掌造りの建物があったので、写真を取ろうとカメラに火を入れてみたら・・・
カメラの電池が9%しかない、あうあう。
— つるぽん (@tsurupon) July 20, 2013
あががが。
何もしていないのにガリガリ電池残量が減っていく・・・
もしかしたら、純正じゃないので残量表示がちょっとおかしいのでは?と淡い期待をしつつ、中心部に向かって歩くわけで。
合掌造りの家だけ並んでいると思っていたら、結構普通の屋根の建物もあるのね。
途中、中を見学できるところがあったので入って見ることに。
この後も幾つか中に入れる建物がありましたが、ほとんど有料でした。
建物に入るとすぐに2階に通されるのですが、中は昔の農機具が展示されていました。
2階からの風景はこんな感じ。
この日はそんなに蒸し暑くは無かったのですが、直射日光の下にいるとジリジリと暑い感じ。
建物の中は非常に風通りが良く、ココに枕さえあれば気持ちよく昼寝が出来そうです。
最後に1階部分に通されるのですが、下に囲炉裏があって、こいつで屋根を燻してやることで防虫などの役割があるよってなにかで聞いたことがあるような。
そして、ついにこの時が・・・
この写真を最後にカメラの電池がついに0%になってしまいました・・・くそう!くそう!
というわけで、こっからiPhone5で撮影した写真になってしまうわけなのです。がっかり。
うーん、思いの外綺麗に撮れるのね。
で、てくてく歩いて行き、駐車場の反対側にある展望台に向かって戻ることにしました。
途中の道中こんな感じ。
写真じゃわからないのですが、結構な上りなのよね。
で、ひぃひぃ言いながら登り切って、カメラの電池を再確認してみたところ、起動したので慌ててシャッターを切ってみたのがこちら。
うーん、素晴らしいではありませんか。
場所を変えてiPhoneでも撮ってみましたよ。
こっちのほうが、葉っぱの感じがいいように思えるのですが、カメラで撮れなかったのが非常に悔やまれる・・・
次回はカメラの状態をしっかりチェック&ちゃんと純正の電池で出撃することを心に誓ったわけで。
まぁそのうちやってしまうかと思ったのですけどね。
ひと通り見学してみて思ったのが、何がすごいって今でも人が生活しているってことかなと。
観光地的な感じで人はほとんど住んでいない感じを想像していたのですが、普通に車が止まっていたりと建物っていうか文化が残っている感じなんだねぇ。いやはやすごい。
ひと通り回った後、温泉施設を発見。
ココに来て、前日温泉に行こうみたいな話をしていたにも関わらず着替えを忘れるという大失態。
本来なら着替えをどっかでゲットして・・・と行きたいところでしたが、近くにそういうお店もあるわけもなく、着替えなしで突撃するわけです。
歩きまわった後のお風呂とか最高だよね。うんうん。
この後、歩きまわった後の服を着ること考えなければ・・・
まぁ風呂あがりのビールで帳消しであります。
本当は、お風呂に付いているお食事処でご飯を頂きたかったところなのですが、夕刻ぐらいにはもう営業がおしまいになってしまい、付近の民宿向けの食事を準備しているみたいでした。
夕飯
帰りは途中で見たそばを食べましょうってことで車を走らせだしたのですが、高速道路に乗る道の直前で「飛騨牛」という看板に誘われてしまい焼肉屋に突撃。
運転手がいることをいいことに、近所で飲んでいるような勢いでガバガバビールを飲むわけなのですが、自宅から300kmも離れているのだよなぁと。
いいのか?
帰り道
いいだけ飲み食いしたらもう外は真っ暗。
というわけで、夜道を高速道路で帰るわけです。
いいだけ呑んだらそりゃトイレにも行きたくなるわけで、結局3箇所ぐらいサービスエリアないしパーキングエリアに立ち寄りました。
最後に立ち寄った上郷SAにて、そういえばデカイメロンパンが売っているなぁとおもって、残っていたら買って帰ろうと思ったら見事に残っていましたよ。
酔った勢いで購入してしまいましたが、食いきれるか?
というわけで、後半ダムに関係ない感じになって来ましたが、日帰り旅行にしては詰め込みすぎな感じで良かったのではないかと思います。
まとめ
今回のGPSログはこんなかんじです。
こうやって記録にしてみてみると、まぁまぁ北に向かったなぁと思うわけで。
見学ポイントが北の方に集まっておりますので、ちょっとアップ&各ポイントはこちら。
以前、ひぃひぃ言いながら運転した石川県の近くまで移動していたのですな。
これなら黒部ダムに日帰りで行くのも難しくないかなぁと思われ。
といっても、運転しているが自身ではないので何も参考にはなりませんが。
前述のとおり、福井県初上陸ってことで、僕の来た道の都道府県制覇図が少しだけ埋まりました。
最後に高度の記録はこんな感じ。
今回アップダウンが結構激しかったなぁと思っていたのですが、それもそのはずこんなに登っているのだものね。
ダム巡りエリアに入ってからはほとんど高いところを移動しているようで。
MyTrackが弾きだした各数値はこちら。
項目 | 数値 |
---|---|
距離 | 405.16km |
時間 | 16:24:23 |
移動時間 | 12:06:05 |
標高の上昇 | 2869.47m |
最小標高 | 9.36m |
最大標高 | 1126.89m |
最小勾配 | -25% |
最大勾配 | 21% |
移動距離もそうですが、標高が1000m超えているってのもまぁびっくり。
あと出かけていた時間もこれまでの最長のような気がする。
というわけで、2日間に渡ってダム合宿が終了になったわけですが、まぁあぁよく移動したものです。
自分だったら、どちらか1日消化してもう昼ぐらいに起きるような感じかと思いますが、相方さんは随分とエネルギッシュだなぁと思う次第で。
また、チャンスがあれば平日休みを取っての旅ってのもいいかなぁと思う今日このごろでした。