そういえば、だいぶ前にXperia mini proにAndroid4.0が配信されましたよって話を聞いて、いつかやろうと思っていたのですが、すっかり忘れていました。
新しもの好きといっても、特に変更する理由は無いのですが、まぁ出ているなら早速導入してみるしか無いでしょってことで入れてみました。
今回のアップデートはPC経由でやってみたのですが、特にトラブルが発生すること無く終了。
早速いろいろ触って見るわけです。
変わったこと
気づいた範囲で。
基本的には見た目周り。機能的なところについては、もっと詳しいサイトがいっぱいあるでしょ。うんうん。
ブートアップ画面
はじめのブートアップは開発環境下でUSB接続してもスクリーンショットを取ることが出来なかったので、写真で。
先日の報道のとおり、Sony EricssonからSonyに変わってしまいました。
「しまいました」って言い方が正しいのかわかりませんが、もう君のことはソニエリって呼べないのね。寂しいなぁ。
今度Docomoで出る新しい端末も社名ロゴがSonyになっているのだけど、なんかちょっと似合わない感じがするのは僕だけかしら。
その後、OS立ち上げの間に表示される画面も従来はSony Ericssonのロゴのアニメーションだったのですが、XPERIAという表示になりました。
Sonyとしては、「Sony」として売りたいのかしら?それとも「XPERIA」として売りたいのかしら?
折角XPERIAという名前で初代から売り続けて、それなりにネームバリューはあるものだと思っているのですが、どうなのかしらね。
Sonyって、信者的な目線ってのもありますが、モノはいいと思うのだけどマーケティングって点ではちょっとイマイチじゃないかなぁと思ってしまうのは僕だけかしら?
って、マーケティング論を語れるほど、経験・知識・頭脳は無いのですけどね。あははのは。
ロック画面
画面がAndroid3.0向けのUIチックになりました。
ホーム画面
ぱっと見たところそんなに変更点も無く。
右上の時計のフォントがやや大きくなったのと、画面上部にある通知領域のアイコンがやや小さくなったかなぁと。
左上にある電池の残量を百分率で表示する通知アイコンが小さくなっちゃって、数字がやや見難くなっています。
画面フリックで別のページに移る時の動きがスムーズになったような気がするのですが、iPhoneっぽく遅く感じさせないように細工しているようにも見えるような。
あと、設定等々の都合かもしれませんが、画面を移そうとした時に、しっかりと右から左へ指を動かしてあげないと、半分動いてもとのページに・・・ってことが多いような。
画面が小さいのであまり大きく動かさなきゃいけないってなると結構失敗しちゃうのよね。
バージョン表示画面
ばっちり4.0って表示されています。
CPU使用状態の表示
多分、過去はなかったと思います。
でもCPUの使用状態まで見るようなデバッグって開発環境とUSBで接続しながら使うだろうから、どういうユースケースを想定しているのかしら?
といっても、Androidアプリ開発は、毎度のことながらHello World止まりなので何も語ることは出来ませぬが。
通知領域の表示
このスクリーンショットではわかりにくいのですが、透過処理がされていて後ろのホーム画面がうっすらと見えます。
アプリをいろいろ動かす前なので、RAM領域十分の状態ですが前のモノよりにゅーんとスムーズに動くような気がします。
ただ、この通知領域からアプリを動かそうとすると、じっとしちゃう時間が多少あるかなぁと思うわけで。
スクリーンショット撮影
今回のネタを仕込むためにスクリーンショットを撮ろうとしたのですが、電源ボタン長押のメニューから消えてしまいました。
あれれ?どうしたらいいのだろう?と思って、今回のネタ仕込みは久しぶりに開発環境からキャプチャを作成したのですが、調べてみたところ、「電源ボタン+ボリュームの下キー」で撮影できるようになったみたいです。
スクリーンショットができると通知領域にこんなかんじで表示されます。
これも筐体の都合ですが、ボリュームキーの下ボタンが結構押しにくいので、片手で操作できないってのはちょっとさびしいなぁと。
ちなみにDropboxのアプリをぶっこんで写真を同期させておくと、スクリーンショットも一緒に同期してくれるので結構便利なのです。
データ通信量
アプリのデータ通信量および通信過多の警告をOS側でやってくれるようになったようです。
確かアメリカの方だと、データがある程度の量を超えるとうんたんみたいな流れになって来ているようなので、OSがサポートするようになったのかなぁと憶測。
変わっていないこと
中華フォント
OSのバージョンアップで・・・と思っていましたが、まぁここはしかたがないよね。
いい加減Rootを取ってフォントの差し替えをしようしようと思っているのですが、Rootを取るためのファイルをひと通りゲットしてそれっきり。
準備はするけどアクション起こさないってことが最近多いなぁと反省するわけです。
困ったこと
まぁスクリーンショットの件は困ったことになるのかも知れませぬが、その中でも特に困ったことが2点ほど。
「はい」「いいえ」の位置が逆になっている
まぁ、変わった事の中に含まれるのでしょうが。
なんだか、操作していて「うーん、おっかしいなぁ・・・」と頭を抱えていたのですが、原因がわかりました。
「はい」「いいえ」を選ぶ画面で、前のOSバージョンを比較すると位置が逆になっているのです。
AndroidのUIはXMLで記載するので、標準で用意されているYes/Noのダイアログを使用しているアプリについては軒並み逆なのです。
いやいや、自分の勘違いだろうと疑って、後輩のXperiaを見せてもらったのですが、やっぱり逆になっている・・・
なんで逆にしたの?ってのもありますが、なぜわざわざ変更しちゃったの?って話ですよ。
初代XperiaからXperia mini proにした時に、ハードキーの戻るとメニューが逆になっていた時に結構苦戦しましたが、慣れればどってことは無い・・・はず。
キルミーベイベーのアラームアプリが動かない
これはアプリ側の問題なので、OSの更新のネタにぶっこむところではないかも知れませぬが、やすなの声で目覚めていた身としてはこれは非常に困る。
設定等は別に問題なく動作するのですが、アラーム動作をさせようとすると時間になってもうんともすんとも言ってくれないのです。寂しい・・・
アプリ側が対応しなければ・・・って話なのですが、OSをコロコロ変わることによる弊害って確実にありますよね。
仕事柄新しいOSが出るとうんたんかんたんと、すごく嫌な気分になってしまうわけなのですが、結局元締めしちゃったもの勝ちってことなんだろうなぁ、とほほ。
最後に
とまぁ、若干のトラブルがありつつも、普通に使用する分には特に問題は無さそうなので、とりあえずは一安心といったところかしら。
ただ、MacOSXもそうですが、いろいろ機能が追加されるために、そのために本体のRAM領域を食うわけで、そろそろ筐体自体を変更しないといけないかなぁと思っているのですが、ハードキー生活に慣れてしまったということと、小さいサイズがちょうど良くなってしまったということもあり、なかなか買い替えが出来ないなぁと。
ぼちぼちAndroidも飽き気味になってしまったので、iPhoneに出戻りってのもアリかなぁと思って検討してみますか。