先月の末に発売されましたこの商品。
Corsair (2020-07-17T00:00:01Z)

¥50,000
ついにスタンドアロン環境で4K 60fpsの録画が出来るようになったのねってことでだいぶ興味津々だったのですが、この手の録画機器はずっとAvermediaのものを購入していたので、Avermediaからでてくるのを待ったほうがいいかなぁとか、PS5がでてきたらハイフレームレートパススルーが欲しくなるだろうなぁとか、最近もともと持っている機器で録画していないよなぁといらない理由を並べてみたのですが、やっぱ試してみたい!ってことで、久しぶりにデジ物をカッ!っとなって購入したわけで。
別に動画編集とかしていないから完全に自己満足の世界なのですが、趣味にこそお金をかけるべきだと思うんですよね。うんうん。
と自分を納得させつつ。
それが今日の午前中に届きましたって話です。
で、仕事終わりに早速触ってみようということでまずは開梱するわけで。
レッツ開梱
まずは外箱。
ブルーを基調にしたおしゃれな箱を早速開くとクイックスタートマニュアルがどーんと。
まぁこれは後で確認するにして早速中身を取り出して見る次第。
本体の他に、USB3.0のTypeA-TypeCのケーブルが電源用とPC接続用に2本、短めのHDMIケーブルが1本。USB TypeAの口がついている電源が1つと各国用のコンセントプラグとシンプルな構成。
あとはマニュアル類とロゴのシール。
マニュアルは多言語対応されているのですが残念ながら日本語は無いみたい。
まぁなんとかなるっしょとそっと箱の中にしまうわけで。
I/F周り
まずは裏面の各種コネクタ類。
左から順番に
- PC接続用のUSB TypeC
- 電源用のUSB TypeC
- HDMIのInput
- HDMIのOutput
と電源とPC接続のUSBの口は別々のタイプ。
続けて表面はこんな感じ。
左から順に
- ヘッドセット用の3.5mmジャック
- スタンドアロン時に使用する録画ボタン(物理ボタンじゃなくて接触タイプのやつ)
- SDカードのスロット
で、説明によると「UHS スピードクラス 3 / V30」以上だったらOKってことだったのでこちらのSDカードをチョイス。
トランセンドジャパン (2019-05-31T00:00:01Z)

¥9,480
まぁ駄目だったらカメラに突っ込めばいいやと思って割と大容量のやつを買ってみたのですが、結論から言うとデフォルトの設定ではバッチリ問題なく録画できました。
設定ファイルを操作して動画のビットレートを引き上げたりするともっと高速I/Fのものが必要になるかと思われますが、画質的には問題なさそうなのでこのままで良いかなぁと。
前に使っていたものと比較
もう最近全然使っていない「LIVE GAMER PORTABLE 2 PLUS」なんですが、横に並べてみるとこんな感じ。
AVerMedia LIVE GAMER PORTABLE 2 PLUS – GC513 を買ってみた
4K60 S+のほうが平べったくて大きい感じ。
まぁどちらもコンパクトで良いと思うですの。
でも同じぐらいの大きさで4K 60fps録画できるってんだから技術は進歩するなぁと思いますわけで。
SDカードの設定ファイル
スタンドアロン環境の設定はSDカードに設定用のテキストファイルが入るってことだったので、あとで確認しようかなぁと思ったら、本体にSDカードをフォーマットも何もしないで突っ込んだら、exFATで設定ファイルや初期フォルダなどが書き込まれていました。
フォーマットはもしかしたら最初からexFATになっているのかもかもだけど、検証していないのでそこは不明。
英語で記載されていますがまぁそんなに難しい内容じゃなくて、ファイルフォーマットやオーディオINの設定、音量の設定などなど簡単な設定ができるみたいね。
今回は全部上記記載のままで確認する次第。
早速使ってみよう
というわけで早速使ってみようという話で、比較できるようにってことでPS4 → LIVE GAMER PORTABLE 2 PLUS → 4K60 S+ → モニタの順に接続しまして更にPS Liveで配信しつつ録画して見る次第。
動きが激しいゲームがいいかなということでボーダーランズ3のマリワンテイクダウンをプレーしてみることに。
なお入力ソースはモニタがHDR対応していないモニタなので、信号は非HDR。
なので設定に従って出力される動画フォーマットはH264。
■ファイルサイズ
4.5GB
■ビデオ
フレーム幅 : 1920
フレーム高 : 1080
データ速度 : 19928kbps
総ビットレート : 20056kbps
フレーム率 : 60.00 fps
■オーディオ
ビットレート : 127kbps
チャンネル : 2(ステレオ)
オーディオサンプルレート : 48kHz
■ファイルサイズ
18GB
■ビデオ
フレーム幅 : 3840
フレーム高 : 2160
データ速度 : 79617kbps
総ビットレート : 79778kbps
フレーム率 : 59.94 fps
■オーディオ
ビットレート : 160kbps
チャンネル : 2(ステレオ)
オーディオサンプルレート : 48kHz
別の動きが激しいゲームってことでDiRT Rally 2.0(PS4版)もやってみることに。
タイムは泥酔状態でやっているので見なかったことにしてもらいつつ。
■ファイルサイズ
6.5GB
■ビデオ
フレーム幅 : 3840
フレーム高 : 2160
データ速度 : 79617kbps
総ビットレート : 79778kbps
フレーム率 : 59.94 fps
■オーディオ
ビットレート : 160kbps
チャンネル : 2(ステレオ)
オーディオサンプルレート : 48kHz
ちょっと脱線しちゃうけど、録画したものを比較してみるとPC版のほうがリプレイ時のフレームレートが高いっぽいですな。
まぁゲームはほぼ変わらないように見えるので、PS4版も最適化されてすごいなぁと思います次第ですが。
使ってみた感想としては・・・・
- 特に難しい設定無しで簡単に4K 60FPSの動画が録画できちゃう
- まぁそれがウリだからってところですが、PCのスペックにもやもやすること無く録画環境ができちゃうアドバンテージってすごく大きいと思うの
- そしてとにかくきれい
録画したデータの彩度がやや低い気がするこれはなにか設定か今回の接続環境が悪いのかもですが、ディスプレイで見た時よりなんか画面が全体的に薄味というかなんというか横に並べて見ない限りは気にならないかもですが、彩度などの色味にこだわりのある人はちょっと気をつけたほうがいいかも- 再生プレーヤーの問題でした。
- ファイルサイズは非HDRの場合は30分で20GB弱
- 10時間で大体400GBと思うと512GBのSDカードをチョイスしたのは正解だったかな
ってな感じで、とりあえず今のところは不満はないかなぁと。
後日やろうかなぁと思っていること
初手ということでスタンドアロン時の録画だけやりましたが、以下ぐらいはひととおり使ってみたいなと。
- PC接続しての録画とか配信
- リアルタイムにそんなにこだわっていないのでとにかく録画ができればいいなとは思っているのですが機能としてあるからまぁものは試しってことで
- 筺体の全面についているヘッドセットの端子
- 現状アンプを通してヘッドセットを使っているので録画するときはヘッドセット使えないとどちらか一方になっちゃうのを解決してくれるかも?ということで
- ただ、アンプ使った音は割とお気に入りなのでまぁやってみるぐらいなもんかなぁ
と特にPCに接続した時どうかしら?ってのはいろいろ動作確認してみたいなぁと。
ちょっと前まではマルチでかまってくれる人が居ないとゲームはあんまりやらないスタイルだったのですが、DiRT Rally 2.0をやりだしてから一人で黙々とゲームをする機会が増えてきたのできれいに取れるようになればまた録画ライフも楽しくなるかなと。
ただ、懸念事項としてはパススルーが60fpsまでの上限がついているので、高フレームレート環境を導入するとこいつがボトルネックになってしまうことが気になるところ。まぁPCや将来PS5が出たときに困る話だとは思うのですがもとより対応したディスプレイに手を出さないとなので、今のところは60fpsで満足だから大丈夫かなぁと思っているのですが、多分見たらそっちにしたくなっちゃうんだろうなぁとも思いつつ。
というわけで、結構思いつきで購入した割には大満足な結果でしたとさ。