というわけで稲穂駅からスタート
親のパートの都合上、今日は手稲駅ではなくて十数年ぶりに稲穂駅からスタートするわけなのですが、相変わらずの無人駅。改札口も入り口方向には自動改札機があるのですが、逆方向には何も無く切符を入れる箱があるのみ。
とはいえ、Kitacaが導入されたので、タッチする機械はおいてあるのですが、自動改札とは別に取ってつけたように設置されていたりします。
そして、汽車が・・・・おおっと、電車が到着するときには放送なんて生易しいものはかかるはずもなく人知れずに電車が到着。
で、札幌駅に向かうわけです。
行く途中、相方の状況はどうかしら?とメールをしてみたところ程なく返事が。
そのメールには「トラブル発生」とのことで、むむむ?何が起きた?と一抹の不安を抱えながら札幌駅に到着するわけです。
メンバー集合!が・・・しかし
メンバーといっても、お付き合いしてくれる友人1名なのですが、いつもの札幌駅北口にある喫煙所にて、もくもく煙を上げながら待っていたところ程なく到着。
早速メールのトラブルについて伺ったのですが、今朝かなりのトラブルが発生したとのことで、普通ならお断りというところなのですが、お付き合いしてくれることになりました。申し訳なし。
が、2日目はお昼までに札幌駅に居なければいけないというミッションが発生したので、ダム巡りは1日目のみといきなり計画の変更が発生するわけです。
レンタカー屋
喫煙所を出て早速レンタカー屋に到着。
駅から0分の距離にあるので、便利便利ですな。
事前にオンラインでいろいろな手続を終わらせておいたので、免許証と保険証を提示しただけですぐに車をレンタル。
初めてのレンタカーでしたが、トラブル無く借りることができてよかったです。
ちなみに今回借りた車はこんな感じ。
(写真はこの先のダムで撮影したものなのはご愛嬌)
乗り込んで早速説明を受けるわけなのですが、サイドブレーキが電子制御で動いたりととっても近未来的。
シートもすっぽり、インテリアもかっちょいいし、やっぱりお高い車は違いますな。
久しぶりに大きい車を運転して、ビビリながらまずは近くのコンビニへ。
カーナビにルートをセットし、事前に用意しておいたiPodトランスミッターなどをセットして、レッツ・・・・といっても、札幌駅近郊は難易度が高そうということで、早速相方に運転をお願いするわけです。
決してビビっているわけではなくて、どの選択肢がベストか?って話ですよ。ほんとに。
いざ、滝里ダムへ
移動距離が多いために、今回はできるだけ高速道路を使用するルートでカーナビに従って進むわけです。
札幌南I.Cからまずは滝川I.Cを目指すわけなのですが、岩見沢を過ぎたところらへんで風景はこんな感じ。
天気は相変わらずの曇りなのですが、まぁカンカン照りでなければなんでもいいでしょ。うんうん。
そして音楽を流しながら移動していたのですが、ナビがしゃべりだすと音楽の音量が限りなく下がってしまうので、こいつはうざったいということで、設定を変更しナビの音量を最小にしてやったのですが、これが大失敗。
降りなきゃいけないI.Cを通過した瞬間に気づいたわけです。とほほ。
で、結局滝川I.Cで降りる予定が深川I.Cで降りるはめになり、1時間のビハインド。
よりによって次が深川JCTなので降りることも出来ず大分北まで来ちゃいました。
が、その後は特に道が詰まることもなく、途中撮影ポイント的な看板を見つけたので写真を撮って見ました。
実に北海道っぽい。
そして程なく滝里ダムに到着するわけです。
滝里ダム
今回一発目に訪れたのは北海道芦別市にある滝里ダム。
情報は地図だけなのですが、ダム湖である滝里湖がそれなりの大きさなので、始めの飾るにはいいのではないか?もとい、ルートを線引してみたらその近くにあったので、選んだ次第であります。はい。
で、早速近くまで来たのですが、国道38号線からどこに行くのかしら?と思ったら、トンネルちょっと手前で左折ポイントがあるのね。慌てて切り返して脇道にするりと入るわけです。
その後、整備された道を走って行く駐車場があったので停車して早速パシャリがこんな感じ。
でもって、早速ダムカードとやらをゲットするために、隣接している管理所に行くわけです。
建物に入ってすぐには、こんなのが。
2Fの事務室で配布しているとのことなので、早速行ってみるのですが、うーん、立ち入っていいのか?
看板には業者さんと関係者以外は入っちゃダメ!って書いてあるので、困った困ったと思っていたらちょうどお昼ご飯時、昼食を終えてお弁当を片手に事務室から人が出てきたので、ダムカードをくださいとお願いしましたところ、バッチリいただけました。
まぁ、平日にダムカードを集めに来る人なんてそんなに居ないよね。うんうん。
で、ゲットしたカードはこんな感じ。
初のダムカードゲットだぜ。
でその後も何枚か写真撮ってみましたよ。
下は公園見たくなっているのですが、お腹も空いているしとりあえず次に向かいますかということで、運転交代して向かうわけです。
途中、車を停めることが出来るところからの景色もなかなかでした。
そういえば、公園側から写真を撮影しないと全体が見られないじゃん!と富良野に到着した当たりに気がつくという低堕落。うーん、俺は何をしに行ったのだ?
そんなことは気にせず次の金山ダムへ向かうわけです。
お次は金山ダム
実はここまで自分は運転していなかったので、デカイ排気量の大きい車にビビりながら運転をするわけなのですが、アクセルを踏んでからの反応が非常に良い事。
金山ダムを過ぎた後に高速道路にも乗るのですが、アクセルベタ踏みしてから高速道路のスピードに乗るまでの時間が短いこと短いこと。
同じスピードでパッソちゃんで走ると悲鳴にも似たような状況になるのですが、こちらはずっしり安定感たっぷりです。
安定感ゆえか、運転していても全然疲れが無く、すごく良い感じ。
ぼちぼち車を・・・なんて考えている奴にこんな車乗せたらダメですね。本当に。
で、途中富良野を通過するので、何かおいしいものでも途中で適当に・・・と思っていたらいつの間にかコンビニも何もない状況に。
うーん、恐るべし北海道。
といっても、別に食にこだわっているわけではないので、まぁ適当でいいやと、一応国道に看板がある食堂に行ってみたのですが、これがびっくりするぐらいマズイ。
値段はそこそこするのですが、出てきたメンチカツカレーは、びっくりするぐらいジューシーさが無いカツとあからさまにレトルトチックな具材のカレー。
相方は天ぷらそばを頼んだのですが、これまたびっくり市販の具が無い天ぷらを半分に切ってあるってのだから、久しぶりに値段相応じゃないご飯をいただきましたとさ。
いやいや、これは宿の晩御飯を楽しむために、食堂側が気を気を利かせたのであろう・・・なわけねぇか。もう。
途中、先週クマが出没しましたという物騒な看板を横目に、金山ダムに到着するわけです。
金山ダム
2つ目のダムは北海道空知郡南富良野町にあります。
北海道で唯一の中空重力式コンクリートダムなのです。
中空重力コンクリートダムって何さ?って話ですが、ダムの内部を空洞にすることでコストダウンを図ったダムなのです。
今は、作るのが難しくて逆にコスト高みたいなので、もう作られていないそうですが。
ちなみに総貯水容量は約1億5000万トンってことで、どんだけかって言うと、北海道全道民の生活用水を3ヶ月も貯めて置けるそうな。すげぇな。
ちなみにさっき訪れた滝里ダムは、このダムの下流にあったりします。
と、カードからの知識を披露したところで本題。
到着すると待ち受けているのは車一台分の細いとおり。
どのぐらい細いかってとこんぐらい。
まぁそんなに車が行き合うようなところではないでしょうから、大丈夫ですが。
で、車を降りて左側にはどーんとダム湖のかなやま湖が。
綺麗なもんですが、これを作るのに誰かの生活が貯水した下にあるかと思うと考えるものがありますな。
この左手には管理事務所があるので、早速ダムカードをいただきに向かうわけです。
結構古いダムのはずなのですが、随分と綺麗な管理事務所で。
ここも1Fは小さい資料館見たくなっていて、2Fに事務室がありますので、乗り込んでみました。
滝里ダムと違い、2Fに入るのに扉があり、はじめにこっちに来ていたら、おっかなくて中に入れなかっただろうなぁと思いつつ、言えばさくっと出てくることはもう知っているので、堂々と中へ。
事務室入り口すぐのお姉さんにダムカードが欲しい旨お伝えすると、すぐに頂けました。
二枚目ゲットだぜ。
で、またまたいろいろ写真を撮って見るわけです。
先程に比べたらそれなりにダムっぽい写真もとれたかなぁと思うわけなのです。
後から調べてみたところ、観光用に整備もされているようで、かなやま湖周辺が散策できるようになっていたりと、発電・治水用途以外にも使われているそうな。
ってなわけで、今日の目的地はすべてクリアしたわけなのですが、ダム見学時間を相当長く見ていたために、まっすぐ宿に向かってしまうと、かなり早く着いてしまうなぁということで、もう一箇所ぐらいダムに行ってみようか?と思い、レンタカー屋にもらった地図を眺めてみたのですが、今回のお宿の隣にある池田町のワイン城が意外に近いじゃないですかということで、目的地をワイン城に定めて次に向かうわけです。
いざワイン城へ
急遽目的地にワイン城を追加して早速移動を開始するのですが、途中高速道路に乗って「キリ注意」って看板を横目にトンネルを抜けようとすると・・・
ん?トンネルの出口がよく見えないぞ?と思って出てみたらこんなかんじですよ。
うーん、初めて運転をしていて霧って怖いなぁと思った次第なのであります。
高速道路と言っても一車線なので、安全運転で進んでいくわけなのですが、運転している最中で1点懸念事項が。
そういえば、ワイン城って何時ぐらいまでやっているのだろう?と思っていたのですが、途中のPAでパンフレットを発見しみてみたところ17時。
そしてカーナビが示している時間も17時。
・・・間に合わないじゃん。
といっても、宿に向かえば時間も余ってしまうということなので、とりあえずワイン城へ向かって見るわけです。
池田I.Cにて降りて、水曜どうでしょうで見たワイン城への道を進んで行き、なんとか17時ちょっと前に到着。
早速中に・・・と思ったのですが、もうおみやげ販売のところはシャッターが降りてしまっており、思いっきり閉館準備中でした。とほほ。
そんな中、無理やり撮影した写真がこんな感じ。
ちゃんと時間を用意して来たかったなぁ・・がっかり。
ただでさえ、よく検討しないで決めた日程なのに、追加なんてしたらもうもうもうですな。
お宿へ
失意の中、いいぐらいに時間を使うことができたので宿に向かうわけなのですが、ここからは下道。
といっても信号はほとんど無く車もスムーズに進むので、あっという間に十勝川温泉に到着。
途中、どこで曲がればいいのかわからず迷ってしまい、若干遠回りするものの無事に宿に到着しました。
ちなみに本日の移動距離はこんな感じ。
思ったよりそんなに走っていなかったのね。
ちなみにお部屋の写真や宿の外観は到着して温泉温泉と思っていたらすっかり忘れてしまいました。とほほ。
お宿&温泉
今回お世話になったお宿は「ホテル大平原」
温泉はモール温泉といってちょっとドロっとしている感じの温泉らしい温泉なのです。
宿に到着してとりあえずまっすぐ温泉に。
で、事前にホームページで確認していたのですがウォータースライダーがあるってことなので早速見に行った訳です。
まぁ温泉についているウォータースライダーだから大したこと無いだろと甘く見ていたのですが、これが意外にスリル満点。
距離はあまりないのですが、途中明かりが入るところが一切無く結構な急勾配。
で、早速チャレンジしてみるのですが、結構なスピードが出て最後着水するときには人間大砲みたいな勢いで出てくるわけです。
文章で説明するのはすごく難しいのですが、とにかくド迫力。
もし行くチャンスがあれば是非是非チャレンジしてみてください。大人でもビビリます。
体もほくほくしたところで、晩御飯はしゃぶしゃぶ。
お昼ごはんがっかりだったこともありしこたまご飯を食べて、後は朝風呂だなということで、部屋でオリンピックを見ながら夜が過ぎていくわけなのでした。
そういえば、まともに試運転出来なかったカメラの電池の持ちですが、そんなに電源をONしている時間はなかったものの、宿に到着してカメラのデータを整理していた時点で65%程度。
予備の電池も持ち歩いていたのですが、頼ること無く過ごすことが出来ました。
といってもほとんど移動していたので、アテにはなりませぬが。
今回の旅はGPSログもバッチリとっていたのですが、GPSロガーとPCをつなぐUSBケーブルが無かったために、旅館で今日はこんなルートを走ったんだねぇと反省することも出来ず。むむむ。
でも、後から考えてみたらインターネットに繋ぐ環境が無いから地図が見られないので、どっちにしてもダメですな。とほほ。
ってなわけで、特に事故なく初日を終了。
翌日は、カーナビ情報によると朝7時過ぎには出ておかないと到着しないという数字が叩きだされていたので、思わず早起きになってしまうわけなのですが、事故なく終わればいいなと思う次第なのでありました。